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新着情報・FAQ相続相談室便り
2023年7月号
家族と会社を守るための経営者の相続
多くの経営者の方は自身の相続税対策と会社の行く末を気に掛けているとは思いますが、事前準備がまだまだ十分とは言えないかもしれません。対策をおろそかにしてしまうと、相続税が高額化したり、相続人同士のトラブル、さらには会社が窮地に陥る場合もあります。『株式』が引き起こすトラブルに注意
遺産分割トラブル
後継者が株式を引き継いだ分、それ以外の相続財産を増やすよう非後継者が主張して揉めることがあります。
株式の承継については、一定の条件を満たすと相続税や贈与税の納付を先送りできる『事業承継税制』が適用できます。
後継者が株式を引き継いだ分、それ以外の相続財産を増やすよう非後継者が主張して揉めることがあります。株式の承継については、一定の条件を満たすと相続税や贈与税の納付を先送りできる『事業承継税制』が適用できます。
経営トラブル
経営者の仕事そのものをうまく引き継げないと、好調だった会社経営が途端にうまくいかなくなることもあります。会社の株式の承継を円滑に行うコツは、“節税しつつ株式を渡すこと”と、“経営者そのものの仕事をうまく引継ぐこと”の２点です。
経営者の仕事そのものをうまく引き継げないと、好調だった会社経営が途端にうまくいかなくなることもあります。会社の株式の承継を円滑に行うコツは、“節税しつつ株式を渡すこと”と、“経営者そのものの仕事をうまく引継ぐこと”の２点です。
事前対策が大切
万が一のときに事業や財産を円滑に引き継ぐための対策として以下の取り組みをおすすめします。
- 相続の対象になる財産を洗い出す
- 会社の株主の構成を確認する
- 生前贈与を活用して少しずつ後継者に会社の株式を渡していく
- あらかじめ“遺言”を用意して争いの種を排除しておく
| すぐに事業に影響するものではないため、後回しにしてしまいがちですが、いつ起こるかわからない相続でトラブルにならないよう、経営者自身が積極的に相続対策に取り組む必要があります。 |
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